男性不妊と診断されたときの想い。

夫婦それぞれが、本当に大きなショックを受け、「なぜ自分が?」と否定や怒りの感情が渦巻くと思います。

 

100人に1人とも言われている無精子症。

男性不妊の原因の8割は、精子を造る機能に問題があるとの統計もあり、

意外と多くの男性やそのパートナーの方が悩まれているのではないかと思うのです。

 

原因が違えば、また夫婦の想いも違うのかなとも思います。

今回、初めて「男性不妊に悩まれている方」でのおしゃべり会をしましたが、当事者である男性にもご参加頂けました。

 

会の中でお話して下さったことを、ご本人の許可を得て、

少しだけ抜粋し掲載させて頂きます。(以下)

 

「(診断結果を)忘れよう、忘れようと思う日々でした。

 

 両親にも言えず、誰にも言えなかった。

 自分の存在の意味があるのか?

 何で生きているんだろう?って、ずっと自問自答です。

 

 本当にずっと灰色の世界でしたね。」

 

「妻を想うからこそ、離婚を提案したこともありました。

 それはプロポーズの時以上に本当に勇気のいることでした。

 本当は一緒に居て欲しかったから。

 

 最初は夫婦二人で生きていくことしか頭になかったけれど、

 子どもが好きという自分の気持ちにも気付き、その後特別養子縁組を考えるように。

 

 今は子どもに「おかえり」と言われたとき、

 世界がバラ色に感じます。笑

 

 結婚して10年も経ってはないけど、

 今は同じ年代のどの夫婦よりも強いつながりが持てていると感じてます。」

 

悲嘆に暮れる男性を、常に強い味方としてリードしたり寄り添われていた奥さんの姿勢も伺うことができ、

こちらも気付かされることが多くありました。

ご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました!

 

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